安らかに
産ませ給へとみな人の
ひとつこころに
いのるみやしろ

  1. HOME
  2. 安産 御祈祷のご案内

土居子安八幡宮の由来

 土居神社の境内には安産にまつわる「ご神木」「岩」があります。

「子安の木(コヤスノキ)」
 土居神社で安産の神木として信仰されています。
 健康な枝が折られると、折れた場所から新たな芽が出てくるという性質を持っている。この性質を新たに子供ができることに喩えて、江戸時代には安産の御守りとして用いられていました。
 国内では兵庫県南西部と岡山県東南部に自生し、環境省の準絶滅危惧種に指定されています。特定の地域のみ生育する理由や名前の由来は不明で、謎の多い樹木です。

「安産岩」
 古来、妊婦さんがこちらの岩を周ると必ず安産でご出産されると語り継がれています。
 ご本人の参拝が出来ない場合には代わりの方が周っても良いとされています。

 妊婦さんが赤ちゃんの無事の誕生と自身の安全を祈るご祈願です。安定期に入った妊娠五か月目の戌の日に安産祈願をし、腹帯をまきます。

 戌の日に安産祈願をする風習は、一度に多くの子供を産み、なおかつ安産である戌(犬)にあやかるため始まったといわれています。妊婦さんがお腹に巻く腹帯は、赤ちゃんを保護する意味があるほか、赤ちゃんの霊魂を安定させるなど、信仰的な意味もあるといわれています。

 安産の御祈祷を希望される方は腹帯もしくは身に着けるものをお持ちください。
ご祈祷には1週間お預かり致しますので、お日にちに余裕をもってお越しください。